人生の第三コーナーの衣食住

ライフスタイルブログ:インテリア、家のメンテ、ソーイング、失敗続きのパン作りなどをつづっていきます

コロナ時代のリテラシーー個人も法人も

もうみんなどうでもよくなっている?

昨年4月に初めてコロナ感染防止のために緊急事態宣言が発令された時も、スーパーマーケットは混んでいた。新型コロナスウイルスについて、専門家も100%知見があったわけではないし、普通の人々にはスーパーの棚から商品がなくなってしまのが何よりも心配だった。

 

自粛生活が1年以上続き、この5月も東京は3度目の緊急事態宣言下にある。去年と違うのは、全国への宣言発令ではないことと、マスク、トイレットーパー不足の心配がないこと。

 

そんな中、5月15日の良く晴れた夏日の土曜日夕方6時過ぎ。スーパーは家族総出の買い物客であふれかえっていた。「不要不急でなく」大手を振って行ける数少ない場所だからだろうか?政府の緊急事態宣言なんて、こどもの「オオカミが来た」みたいになってしまった。

 

スーパーでの買い物リテラシーは向上しないのか、どうでもよくなったのか?

スーパー側は、レジに並ぶのは代表者ひとりにするように、距離を保つように、と何度もアナウンスしている。

 

が、家族総出組は母親が買い物をしている最中なのだろうか、父親が走り回る子どもを追いかけている。カートも買い物かごも持っていないから、子どもの世話なのだろうが、スーパーで遊ばせる必要はないはずだ。

 

高齢夫婦は二人並んで通路をふさぎながらゆっくりと歩くので、さっさと買い物を済ませたい者には正直迷惑。

 

単身で買い物に来ている人も、自宅にいる家族と何を買うか携帯で相談しながら、商品棚の通路を歩いている。マスクをしていると相手が聞き取れないのか、アゴにずらして自分の声も騒音に加担しながら、更に大声を出している。買う品物について家族会議をする必要があるのなら、出かける前に相談を済ませておいてよ。

 

同じく単身だけど、立ち止まって通路をふさいでいる人がいる。携帯をのぞき込み、LINEか何かで、家族と相談しているのだろうか?多くの買い物客はカートを押しているのだから、狭い通路に立ち止まられると困る。

 

私の買い物リテラシーも低かった

冷蔵庫がほとんど空っぽになったのがこのスーパーの割引日だからといって、土曜の夕方に買い物に来た自分が悪いのだ。6時過ぎには夕食の準備のために家に戻る人が多いだろうと、想像したのだけれど甘かった。わずかな割引はあきらめて、月曜の昼過ぎに来るか、別の小規模スーパーに歩いていき、最低限必要なものだけを買えば良かったのだ。

 

車で行って、重い米や牛乳、ジャガイモ、キャベツを中心に1週間分必要なものをザーッと買って帰るのは手っ取り早い。買い物カートを引っ張っていくと、量は限られるし小規模スーパーは階段がある。結局買い物回数が増えてしまう。とにかく、大型スーパーへの土日の買い出しは避けようと猛省。

 

大手スーパーへのリテラシー向上のお願い

1年もかけてやっと学習した。同時に、この大手スーパーには割引日が土日や祝日に当たった場合は、平日にずらすような配慮もしてくれたら嬉しいんだけど。食料品はコロナの巣ごもり自炊需要で増収増益なんだから。