人生の第三コーナーの衣食住

ライフスタイルブログ:インテリア、家のメンテ、ソーイング、失敗続きのパン作りなどをつづっていきます

お金があったらできることが沢山あるーハシレ ヤマナカ シンヤ(2019.03.24作成)

3月23日朝、テレビをつけたら山中伸弥先生の姿が飛び込んできた。関西発の「ウエークアッププラス」という報道番組だ。

 

iPS細胞の研究への支援を求められていた。昨年夏、先生の講演を聞いた後、以下のような「暑中見舞い」を知り合いに送った。自分もわずかではあるが、先生の研究にと寄付をした。

 

先生もテレビでおっしゃっていたが、アメリカでは成功した起業家が色々なプロジェクト、研究に多額の寄付をするそうだ。自分にZozotownの社長や菊川怜さんの配偶者のように何十億円というお金が自由になるなら、白馬村のゲレンデを整備したり、村の景観を変えたりできるのになあ。もちろん、iPS細胞への寄付もゼロがいくつも違う額でできる。昨年、京都の最古の町家が取り壊されたというニュースを聞いた時も、数年前に六本木の古い二階建ての洋館が取り壊された時も、同じ思いを抱いた。

 

山中先生、頑張って下さい。私もできる範囲で今年も寄付しよう。

 

「先日、ノーベル医学賞の山中先生のご尊顔を拝する機会がありました。先生は、民間医療企業の経済合理性に引きずられることなく、また、すでに破たんしている日本の公的医療制度を更に悪化させることのない方向で、より多くの患者を救えるような研究を進めて行きたいと強調されていました。そのためにも、先生がマラソン大会に参加して寄付金を集めることに加えて、個人の寄付を募る案内電話番号を開設したとのこと。

 

ハシレ80 ヤマナカ87 シンヤ48 です。

 

私も早速寄付をしました。もっとも、せっかくの素敵な電話番号ですが、ネットで「京都大学基金」を検索し、iPS細胞研究基金を選んでクレジットカードを利用すれば、数分で完了します。これなら海外からも寄付できるでしょうし、もちろん税金の控除対象になります。

 

先生はお話が上手で、腰が低く、柔らかな関西弁の心地よさも、研究内容、成果を後押しして、今日の地位に結び付いたのかな、と思いました。是非「上品な大阪のオッチャン」の魅力満載の山中京大教授への応援をお願いしたいです。

 

財務次官や国税庁長官辞任のニュースに、今度は文科省局長が息子の裏口入学のため公金を恣意的に配分?自分で稼いだお金は、自分が望む形で生かしたいものです。お金は霞が関、永田町の手に渡してしまったらお終いと、大学の講義でも学生たちに繰り返しています。

 

ソーシャルレンディングの不透明さも指摘されています。直接寄付の相手である山中研究グループが、寄付金を適切に使ってくれることを見守る必要はありますが、「(息子が)難病を抱えていても、高額医療費控除で私の懐は痛まない」と平然と言ってのける(制度設計に知恵を絞らなければならない政治家である)女性総務大臣より、(研究者の)山中先生の方が、日本の医療制度の将来を憂えておられることだけははっきりしております。」                           (了)