人生の第三コーナーの衣食住

ライフスタイルブログ:インテリア、家のメンテ、ソーイング、失敗続きのパン作りなどをつづっていきます

松山油脂は日本発L'Occitane、いやそれ以上

寒くなってきた。

9月半ばまであんなに暑かったのに。シャワーを毎日浴びて汗を流して、髪の毛も洗ってからでないと、とても寝床に入れなかった。

 

今は2日に一度で十分。シャンプーやボディソープを夏用から通年用に変えた。松山油脂のLeaf&Botaniqueシリーズだ。(以下L&B)

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ラベンダーの香り

長野県安曇野にある「なごみ野」という旅館の温泉で発見した。それまでは、このシリーズより少し高めの、百貨店中心に展開するMark&Webしか知らなかった。L&Bは、Natural Lawsonで売っているハンドソープ中心の汎用品だと思っていた。

 

旅館で実際に使ってみて、その香りの心地よさと泡切れの良さを実感した。ボトルの茶色、ディスペンサーの形は、Mark&Webと同じくらいかっこいい。日本のメーカーとは思えないおしゃれ感。

 

化粧水や乳液は、資生堂花王やP&G、LION、NIVEAの製品では、色がごちゃついで洗面の戸棚を開けるとげんなりする。無印良品は容器の色が統一されていて、形もすっきりしているので、戸棚に並べてもキレイだ。が、浴室で使うムジの容器はいまいちカッコよくない。

 

アマゾンでL&Bのシャンプー類の値段をチェックすると、花王ニベア並みというわけにはいかないが、オシャレ度からみると丁度いい感じ。即、シャンプー、ボディソープ、コンディショナーをアマゾンで注文した。送料無料!

 

ラベンダーの香りは入浴を楽しくする。松山油脂には「松山」のMの形をロゴにした製品もある。ゆずの香りのボディローションなど、香りも保湿力も値段も満足なのに、Mのロゴがダサいので戸棚や浴室に並べる気にはならなかった。

L&Bでますます松山油脂のファンになっていたところ、なんと松山油脂と東急ハンズが共同開発した、夏用のミントの香りで涼しさを感じるボディーソープとローションがプレゼンで当たった。長梅雨であまり暑さを感じなかった7月初めだ。

 

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ミントの効果で、スース―涼しい!

夏の間、毎日使わせてもらった。が、このディスペンサーの形は日本製品によくあるものでダサい。最初のL&Bのボトルの写真と比較して欲しい。L&Bのものは、ディスペンサーの微妙な波うち加減とボトルのカットのすっきりとした立ち姿が絶妙。

 

本当にL&BもMark&WebもフランスのL'Occitaneに負けないくらい、いやコスパから言えばずっと良い製品だ。

 

友人からお土産にもらったが、L'Occitaneのあのボトルでどうやって中身の液体を出せというのか?上下反対にして、思いっきり振り出さないと中の液体は出てこない。日本のL'Occitaneの店舗の人にどうしたらスムーズに出るのか、コツはあるのかと聞いたら、「自然の香りを保存するためのキャップになっていて、確かに出にくいんです」とのこと。

 

L’Occitaneは、色々な国の空港の免税店にも置いてある。世界中の人がお風呂に入る度に、あのボトルを懸命に振って中身を出そうとしているのだ。松山油脂はコロナにめげず、素敵な容器、デザインラベル、そして香り、泡切れの良さで世界中の人に使ってもらえるよう頑張って欲しい。お風呂の時間を幸せにしてくれる素晴らしい製品だ。