人生の第三コーナーの衣食住

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仏紙はアラン・ドロンの白人優越思想を再掲

以前のブログで、パリ在住の際にみたアラン・ドロンのテレビインタビューについて書いた。

「自分が日本で人気があるのは、皮膚の色の問題だ」

これは彼の発言

"C'est une question de peau."

の直訳で、意訳すれば「日本人は白人が好きだから」とてもなりそうだ。

 

このインタビューの直後、私は放映したA2(当時はアンテヌ2)に抗議文を送った。

「日本人がドロンが好きなのは、ドロン個人が美男だからであって、白人であるからではない。日本人が、白人全体が日本人より優位にあると考えていると断言するドロンの発言は看過できない。」

 

実際、極少数のきれいな白人もいれば、そうでない多数の白人がいる。その一方、日本人であれ、韓流であれ(整形かもしれないが)、アフリカ系であれ、たぐいまれな美形もいる。白人全体が他の人種より美しい、優れている、と断じることが人種差別なのである。

 

ドロンの死後、仏パリマッチ紙*は往年の日本でのドロン人気を報じていることを産経新聞が掲載している。

www.sankei.com

 

外部リンクはいずれ削除される可能性があるので、一部コピペで引用しておく。

(引用始め)

日本での人気については、ドロンさんは生前のインタビューで「私は日本で生き神のようだった」と語っていた。写真誌パリマッチ(電子版)は、「ドロンは日本では今も神なのか」と題した記事で、「ドロン神話」に迫った。

同誌は東京・神保町の古書店に並んだ映画雑誌の写真とともに、ドロンさんのファンは60歳以上に高齢化していると伝えた。映画はテレビの回顧特集で放映される程度で、「いまの日本の若者はKポップ歌手を夢見ており、母親や祖母たちを陶酔させたフランス人のことを知らない」「時代は変わり、神も変わった」と報じた。

フィガロ紙は、ドロンさんが1996年にテレビ番組で語った日本人観を伝えた。ドロンさんは司会者に日本での人気について尋ねられ、「30年間にわたる愛情の歴史がある。日本人は私を一体化していた」と回答。「日本人は肌の色や人種に小さな劣等感を抱いており、白人にあこがれている。もし白人になれたら、アラン・ドロンになりたいと思っている」とも述べていた。

(引用終)

 

なるほど、私は1994年から97年までパリ駐在だったので、観たインタビューは1996年のことだったのだろう。記事にあるドロンの発言は上記の「肌の色の問題だ。日本人は白人に憧れている」の部分以外は、私の記憶とは異なる。

 

28年も前のインタビューを何の躊躇もなく再掲することは、パリマッチ誌も白人優位思想、差別意識を踏襲しているということだ。

 

 

*芸能ニュース中心の週刊誌